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大学生の講師・家庭教師・・・プロではない指導者について
講師や家庭教師として、多くの大学生が
活躍しています。
<大学生のよさ>
私は、これまでに多くの大学生の講師や
家庭教師とかかわってきました。
実に様々な大学の様々な講師・家庭教師がいました。
大学生が高校生・中学生に勉強を指導することの
よい点について考えたいと思います。
私が思う、大学生講師・家庭教師のよさは
まさにその若さであり、生徒と年齢が近いことです。
<年齢が近いアドバンテージ>
年齢が近いことによって、生徒たちは一様に
講師・家庭教師に親近感をもち、
そこから勉強の時間を楽しいと
感じることができるのです。
また、それらの講師・家庭教師が
大学生活や自分の受験時代、高校生活などについて
語ることがあれば、それが生徒の視野を広め、
それまでとは違ったものへの関心を引き出す
ことさえあります。
<プロにはない熱意>
大学生である以上、彼ら、彼女らの
日常生活は大学が中心です。
そのため彼ら、彼女らが抱えている仕事量は
決して多いものではなく、その時間的余裕から
未熟であってもひじょうに熱心な
指導を行う講師・家庭教師もいます。
つまり受け持つ生徒が多くない分、
技術的な向上は少ないものの、
一人の生徒に対しては、場合によっては
プロ以上に熱意と時間をかけることができるのです。
私の知るある大学生の講師は、
英語を発音する際の口の動かし方を
手書きで絵に描いて生徒に渡していました。
このようなことは担当する生徒の多い
プロの講師・家庭教師には
考え付くことさえないのです。
大学生の講師や家庭教師にしかできない
こともあるということを、
おわかりいただきたいと思います。


